ナゾトチさんの珍妙な冒険18「廃屋での一夜」

こんにちは、ナゾトチさんがお送りしますのは、良くも悪くも新しい体験。

2019年6月18日(火)~19日(水)にかけて、野営してきました。
小屋づくりに夢中になってるけど、小屋で寝るのっていいもんじゃないかも。

小屋の防水が気になる

滋賀県の志賀に祖父が買ってほったらかしになっていた土地があります(ナゾノトチ)。そこに小屋を建てて暮らそうと目論んでいるのです。

6月18日の朝、小屋づくりに邁進し、壁を立ち上げ、屋根の棟木を通すまでできた。
しかし、屋根はまだできていなくて、ブルーシートで覆ったのですがちゃんと防水できているか心配だった。
だから、仕事を終えて再びナゾノトチに向かう。

カブの走行テスト

今回はカブの走行テストも兼ねていました。
先日、スプロケットを交換し、ウインドシールドを装備したのです。

スプロケットの効果ですが、すごく速くなるという感じはなく、エンジンブレーキが効きすぎなくていいなぁとか、3速を使う距離が増えたなぁという感じ。
ノーマルなカブが低速仕様すぎるので、標準的な原付二種に近づいた感じです。

かたやウインドシールドの効果は絶大です。
今までは60㎞も出せば風に耐えながら走っていたが、普通の速度だと感じるようになった。今までと体感速度が全然違って『速度計が壊れてんのちゃう?』って思ったくらい。疲れも緩和されると思います。

廃屋での一夜

ナゾノトチに着くと、昨日までなかった建物があります。まぁ、私が作ったんですけど。
壁が立ち上がり、ブルーシートの屋根もある。ですから当然その中で寝ます。作りかけの小屋の中にテントを張るわけです。

しかし、どうも物悲しい。
というのも、建物はあるのに電気がなくて暗い。
廃屋で寝るような気分になったのです。
手持ちのライトやろうそくが照らすのは、作りたての壁なのですが、薄暗くて狭い。
夢中になって作っておりますが、小屋で寝るのってそれほど良いものではないかもしれない。

小学生の頃に、ひらかたパークビックリハウスっていうアトラクションに入って、めちゃめちゃ怖かった記憶が蘇った。死ぬかと思って絶叫した。

電気のつかない建物の中って、結構な恐怖空間だなぁと思いました。

新しい体験

そんな風に、野営したり小屋を建てたりと秘密基地遊びを謳歌しておるわけですが、新しい体験が目白押しです。作りかけの小屋の中で寝るのは生まれて初めて。

たっぷり刺激を受けるし、その分癒しはない。
床と壁と屋根があれば、ゆっくり寝れると思っていたけど、あまり熟睡できないのですよ。

きっとこれは恋愛初期のようなドキドキした日々なんだろうなぁ。いつかマンネリ化して落ち着く状態になるのかなぁ。

翌朝

よく寝れなかったので、7時頃にようやく起きる。
小屋の中はめちゃめちゃ薄暗い。気持ちの良い朝の光が入ってこない。アウトドアにつきもののあれが味わえない。

inテントin小屋

で、昨日の大工作業の疲れと寝不足で比較的ぼーっとした朝を過ごしました。
再び大工仕事をするという選択肢もあったのですが、そんな体のコンディションではなかった。新たに資材を購入しなくて良かった。

防水

不安だったブルーシートの簡易屋根は修正しました。
これまでトライポッド寝床で使ってたブルーシートを屋根に再利用。床が手に入ったからトライポッド寝床はもう使わない。極寒の中こんなので寝たのはチャレンジだったなぁ。

トライポッド寝床

棟木を中心にタープを張るような感じで。
おそらく雨漏りしないと思うけど、今までに何度か失敗しているからなぁ。小屋の中が水浸しになるのはすごく困る。

小屋

夢と現実

『自分が建てた小屋に住めるって、なんて素晴らしいんだろう。』って夢見てたのですが、それが現実に近づいてくると、『あれ?こんな感じ?』ってギャップがある。
夢は甘い、現実は苦い。

それでもこの過程がめちゃめちゃ面白いので、進み続けますけどね。
小屋の中にロフトベッドを作って、そこで寝ようって夢見ているのです。
あぁ、早くそこまで行きたい。
さて、実現できるのでしょうか?

To Be Continued…

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