ナゾトチさんの珍妙な冒険8「秘密基地遊び」

琵琶湖バレイの桜とwishigrow

こんにちは、wishigrowがワラクリよりお送りしますのは、冒険の記録。

2019年4月13日(土)~15日(月)にかけて、滋賀県の志賀の謎の土地にて野営してきました。
いつも悲惨な目に遭うのにどうしても行きたくなる理由が分かってきた。

キャンプ8

そもそもは防災意識の高まりでスタートしたキャンプ、今回で8回目になります。
今では秘密基地遊びになっているんですよ。男の子なら胸ワクワク。過酷なのにそれでも行ってしまうのは、このせいです。

今回のキャンプテーマは、
・びわ湖バレイの桜を見に行く
・ロケットストーブパワーアップ
・疲れをとる
でした。

秘密基地遊び

先に少年時代の話をひとつ。

小学4年生頃、近所の橋の下に秘密基地を作って友達と遊んでいた。
ダンボールを持ち込むまではよかったけど、私はその当時から火遊びが大好きだったので、ライターでそのダンボールを燃やして遊んだんですよねぇ。
それが上級生に見つかり、学校に通報され、先生に怒られました。学校中で問題視された。
トホホ。
秘密基地遊びができなくなった。

少年はオッサンになりまして、その時の鬱憤を存分に晴らしたい。
秘密基地遊びするぞー!
そんな気持ちで、謎の土地に向かうのです。

1日目

土曜日、仕事を終えてから15:50からが冒険のスタート。相棒のスーパーカブカブリエラはこんな感じ。

スーパーカブ

マット

家にマットがあって、マット大好きマンか!って言うくらいたくさん。銀マット2枚と折るタイプのウレタンマット(大)、これを積んでいきました。

17:00頃に着いて、火を焚いたり、ワイン飲んだりして過ごし、いい時間になったら寝ます。

マットは実質4枚分に相当して、寝る時の断熱性が上がったし、折るタイプは座る時に敷けるのでくつろぎ感もUPした。

しかし、寝心地が良くなり余裕ができてしまい、切迫した危機意識みたいなのがなくなった。なぜだか人生の失敗を振り返ってしまって、『どうして人生って上手くいかないんだろう。』って苦悩した。

余裕があってもなくても苦しんでしまう我が精神よ!

2日目

野外では少し朝寝坊な6時に起きます。
まずはロケットストーブで火を焚く、めんどくさいけど8分で火力が得られる。
お茶を飲んでご飯を食べる。

薪拾い

朝から薪拾いをします。
雨予報なので集めて濡れない場所に置いとかないといけない。
これを柴刈りというのだな。桃太郎のおじいさんだな。

柴刈り

走れるサンダル

今回の初登場アイテムは「走れそうなサンダル」です。
前回ジョギングした時に、『走ったついでに琵琶湖に入れたらいいのに』って思ったのです。

走れるサンダル

ギリシャ人を彷彿とさせるデザイン!
寒かったので琵琶湖には入りませんでしたが、問題なく走れました。

びわ湖バレイの桜満開

これまた前回、山の中にやや赤っぽい一帯があったのです。
『もしかして咲き始めの桜?』って思っていた。
今回行くとその一帯が白くなっていた。やはり桜だった。その場に行きたくなるのは当然のこと。
走って行きます。

なかなかの登り坂でルートもよく分からないからトレイルランのようになり、結局は車道に行き着き、息を切らせながら駆け上がりました。

標高が高くなるにつれ、琵琶湖の展望が開けてきて、そして桜が満開に咲いている。それだけで体力が回復しそう。
桜を上から見下ろせて、背景には琵琶湖があるんです。思い出に残る桜景色になりそう。

琵琶湖バレイの満開の桜

帰りは別のルートでチャレンジしてみたら、謎の土地からびわ湖バレイまでめっちゃ近かった。
謎の土地に住んでびわ湖バレイでバイトしたら通勤が便利!

お買い物

次はお買い物に出かけます。堅田へ。

まずはリサイクルショップに行ってみた。
鍋とリュックを買った。

そして道の駅琵琶湖大橋米プラザに行ってみる。
ちょうど朝市的なことが行われていた。

道の駅琵琶湖大橋米プラザ朝市

道の駅は見たことない地産品がたくさんあって楽しい。昼食もここで済ます。

道の駅琵琶湖大橋米プラザ

最後はコメリに行ってレンガを買う。
毎回レンガを買っている。3匹目の子ブタかよ!っていうくらいに。

雨が降ってきたので原付き移動はツラいけど、寒さはマシなので、まぁ大丈夫。

ロケットストーブパワーアップ?

レンガを買いましたのでロケットストーブを改良しました。ネットでいい記事を読んだんですよね。それを試したくなった。

ロケットストーブ第3形態

手を真っ黒にしながら組んだんですけど、パワーアップしてなくて残念な感じ。
(さっき見直すと高すぎるし組み方を間違っていたのが判明した。)

雨の中でリサーチ

午後3時くらいにめちゃめちゃ暇になった。だって、雨を避けられるのはブルーシートに覆われてる1畳分くらいしかない。ただ座ってるだけになる。
スマホもあるしKindleもあるのだが、家でもできることをわざわざ不便な場所でやってどうすんだ?って思う。
時間を持て余した末、最寄りのコンビニまで時間計測がてら歩くことにした。

靄の比良山

靄に包まれた比良山と棚田が絵画のよう。そんな潤いたっぷりな中を20分ほど歩いた。コンビニまで往復40分じゃ全然コンビニエンスじゃないなぁ。

激安酒屋

激安って書いてある酒屋で日本酒を買い、ついでに駅前まで歩いてみた。
調査の結果、喫茶店は徒歩圏内に4軒ある。居酒屋風なのは3軒、あとパン屋2軒。
全部攻略してみたい。

じっとせずに町をリサーチする意欲が高いから、私は旅向きの性格なんだろうなぁ。

雨の一夜

雨はずっと降り続く。酒のんで、ご飯食べて、そして寝床に入ってからもずっと。一晩中降っていた。
ブルーシートを3重構造にしてたけど、雨音はロックバンドかよ!っていうくらいのビートを刻んでくる。
うるさくてよく寝れない。

今回も悲惨な状況。
しかし、雨が振るって分かっていても野外で寝ると決めれる程度にはレベルが上がっている。
どんどんクレイジーになっている。

3日目

4時頃から活動開始した。
雨のあとで空気が冷えてる。
まだ暗いままの時間に炭を熾してお湯を沸かす。ご飯も食べる。徐々に夜が明けてくる。

撤退はいつもより時間をかけてみたけど、ちょっと失敗。余計な解体をしすぎた。
マットを置いてきたので、次回からは荷物が減る。

6時半頃からカブリエラにまたがり朝の光が反射する琵琶湖を見ながら走った。人生って素晴らしい。
渋滞が少なくスムーズな移動で7時半頃に家につく。
やっぱり家が落ち着きます。そのまま寝たかったけど仕事があるからなぁ。

というところで、今回の冒険は終了。

まとめ

今回も疲れました。体力が奪われた。
それでもまた行くのです、秘密基地遊びが楽しいから。

琵琶湖バレイの桜とwishigrow

屋根と壁と床が欲しい、すなわち小屋ですね。
手作りするつもりなんですが、バッテリー可動の大工工具を揃えて、資材を買わなきゃなぁ。

あと、堅田、和邇、志賀あたりに友達が欲しいです。
これはどこでどうすれば友達になれるのか見当がつかなくてちょっと面白い。

珍妙な冒険はまだまだこれからだなぁ。


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