こんにちは、ナゾトチさんがワラクリよりお送りしますのは小屋暮らしの話。
除湿機を買って、見事に動いて、喜んでいたのだが、ぬか喜び。
小屋暮らし
私は自分が作った小屋で暮らしています。
思い起こせば去年の5月頃から作り始めたのだが、その時の自分に言ってやりたい。
「陽あたりの良い場所に小屋を建てろ!」って。
去年も湿度に悩まされたが、今年も同じだ。
湿度との戦い
梅雨でも梅雨じゃなくても私の小屋は湿度が高い。木々に囲まれて日当たりが悪いし、土の上に建っているし、山のふもとやし、当然のごとく湿度が高いのです。
これまでにも湿度とは戦っていて、容器使い捨て(塩化カルシウム)方式の除湿器を置いたり、シリカゲル方式の乾燥シートを買ったり。薪ストーブを導入したのも湿度対策だった。
しかし、湿度が下がらない。
常に65%以上はあって、多いときは90%を超え計測不能になる。
湿度が高いと、ダニが元気になり、カビが繁殖し、小屋の傷みも早くなる。
まったくもう。陽あたりの良い場所に小屋を建てておけば良かったぜ。
後悔しかない。
念願の除湿機を買う
今年も梅雨が来た。ダニの繁殖も待ったなしだ。何らかの武器が必要だ。
電気で動く除湿機を手に入れよう。
ネットで探した。
現在販売されている除湿機には3種類の除湿方法があり、コンプレッサー型、デシカント型、ペルチェ型がある。
しかしペルチェ型以外は消費電力が多すぎて、私の太陽光発電では動かせられない。また、ペルチェ型は値段が安い。
そのペルチェ型の中でも12Vのものを探した。なかなか見つけられなかったので9Vのものを買いかけたが、あった!
やや高いと思いましたが、購入した。
シガーソケットプラグ
小屋なので購入しただけでは使えない。家庭用コンセント用のアダプターしかついていないから。
12Vで動くので降圧は不要。シガーソケットとプラグがつながっているコードがあれば良いのだ。これはすぐに見つかった。
現物を見ずにに買ったので、合うプラグかどうかバクチだったが、これでOKです。
動作テスト
届いたら家庭用コンセントで動かしてみる。動く
そして、車の電源で動かしてみる。動く。
最後はいよいよ小屋の太陽光電源。
動く!
これで除湿機が稼働し始めたのだ。
能力が足りない
動くだけでは問題解決にならない。湿度が下がるかどうかが大事だ。
朝から夕方まで稼動させておいた。湿度は50%くらいまで下がっているんじゃないかと期待した。
だがそれは甘い考えだった。
楽しみに湿度計を見たが、70%を下回っていなかった。ガッカリ。
さらには自分が小屋に存在することによって湿度がみるみる上がっていく。私の体から水蒸気を発している!
敗北だ、湿度を下げるのは簡単ではない。
さらにショックだったのはドアを開け放った方が湿度が下がったこと。
除湿機、意味ないやん。って思った。
本当にがっかりだ。
憔悴
湿度が下がると思っていたのになぁ。
お金も使ったし、考える時間も使ったのになぁ。
はぁ、湿度を下げるのはとても難しい。
家を建てるなら、陽あたりが良くて、風通しの良い場所に建てましょう。
私にはジメジメした場所が向いているのかもな、性格がそうだから。
To Be Continued…