ナゾトチさんの珍妙な小屋づくり13「ウッドデッキ登場!」

こんにちは、ナゾトチさんがお送りしますのは、ウッドデッキの作り方です。

2019年5月18日(土)~19日(日)、野営先にウッドデッキを作ってきました。

日曜大工は疲れます。筋力が必要です。

小屋づくり始動

私は昨年から滋賀県の志賀に祖父が買って放置してあった土地(ナゾノトチ)で野営をしています。
しかし、野営では疲れがとれにくいことを知り、人間には床と壁と屋根が必要だと分かった。すなわち小屋。

これまでに計画を立て、布石を打ってきて、ようやく作り始める段階にきた。

いやいや出かける

まず木・金に話を戻します。めちゃめちゃ疲れたんです。
>>タイムリミット60分
バイク移動、買って軽トラで運搬、野営、中腰で塗装作業、帰って仕事っていう無茶なスケジュール。疲れた。
その夜に家で寝て、翌日の夕方に野営しに出かけるというのがめちゃめちゃ苦痛でした。
しかし、塗装した木材がほったらかしだし日程もない、行かざるおえない。いやいや出かけました。

何かを強制されるのって本当に嫌だ。仕事みたい。

教本を忘れる絶望

土曜の16:00、相棒のスーパーカブカブリエラに野営道具と今回は電動工具を積んで出発。

まず堅田のホームセンターに寄る。
ネジとかクギとか水平計とかを買うのですが、買い物リストが書いてあったノートをカバンから取り出そうとしたのにそれがない!
ノートと、さらに小屋づくり教本を家に忘れた。
『小屋を作るために出てきてるのに、教本忘れるとは、何しに出かけてきたんだ!』
って、絶望しました。

疲れている時ほどミスが出てくる。

焚き火も酒もない野営

記憶を頼りに買い物して、荷物が多くなりすぎたのでスーパーに寄らずナゾノトチへ。
荷物をおろし、水を汲みを終わらせ、そして持って来たおにぎりを食べる。
その後は何もしなかった。もう疲れていたのです。

焚き火もしない、酒も飲まない、ランタンすら灯さない。こんなに野営を楽しまなかった日は初めてです。

ウッドデッキづくり

翌朝、蚊の羽音で目覚めた。耳元にぷ~んっと来やがった。
お湯を沸かしお茶を飲み、作業開始します。
6:30くらいからスタート。

4×4材の束柱を300㎜に切る

このために充電式丸ノコを買ったのだ。高かったぞ。

丸ノコ

沓石をいい場所に置く

これが大変でした。
土地自体が傾斜しているのです。それはもともと分かっていたので穴を掘ればいいと思っていた。しかし、ちょっと穴を掘ったくらいではどうにもならない格差が広がっていたのです。
穴を掘るにしても石や木の根が出てくるし簡単じゃない。掘った位置が正しくないとやりなおし。

地面を掘って沓石を置く

すごく時間をかけたのですが、もうどうしようもなくて平行にするのを諦めた。

序盤からつまづいています。

木の長さと対角線を参考に位置を決めていくのですが、さらに水平かどうかも気にすべきなので難しいです。
傾斜のある土地では束柱の長さを傾斜に合わせて変えた方が良かったですね。

沓石の位置を決める

外枠をビスで固定

平行にするのは諦めて外枠をビスで固定しました。
充電式インパクトドライバーをこのために買ったのだ。
一発目は緊張しましたけど、グリグリ入ってくれました。

インパクトドライバーで外枠接合

この時に頭が良かったのは、内側の材を合わせてみたことですね。案の定、外枠はやや切りすぎで短い。内側の材がやや長い。だからずらして固定した。

基礎の時点から完璧を目指すのを諦めている。

外枠ができた時点でも沓石の移動が必要だと判明して『もう勘弁してくれ。』ってなります。

束柱固定、外枠固定

沓石の位置が決まったらそれに束柱を固定します。
羽根付き沓石というのを使っており、4点ビス止めができます。

束柱が立ったら、それに外枠を取り付ける。
水平を見ながら高さを決めるのですが、沓石の時点で水平じゃないし、束柱の長さがそれに対応してないし、『最悪、ジャッキアップしたれー。』ってな感じで、厳密になりすぎないで固定した。

束柱と外枠の接合

水平がとれていないし、地盤がフカフカなので、不安しかありません。

お昼ご飯

この辺りでお昼ご飯を作り始める。
レトルトカレーがあったのでご飯を炊いてお湯を沸かす。
ご飯食べながらの風景はこちら。

昼食時の風景

内側の根太を固定

内側の根太を固定します。
おおむねピッタリ治まるのでそんなに苦労はなかった。

根太の取付

ホームセンターの材なので曲がりはあったが、完璧を求めてないので平気になっている。

合板をのせてみる

試しに合板をのせてみました。
舞台っぽくなった。
残念ながらピッタリは収まらなかったです。はみ出す部分があるからやや歪んでいる。

ウッドデッキ

寝そべってみましたけど『思ってたより狭い。』という感想。合板1枚で悠々とできるイメージあったけど3枚でも大人1人が収まるくらい。

ウッドデッキに寝そべる

地盤がゆるゆるやし、壊れそうな不安でまったく寛げない。

断熱材を入れる

ただのウッドデッキならこのままで良いのですが、小屋にするつもりやし、冬にこそ存在意義がある。だから断熱材を入れた。
固い発泡スチロールみたいなやつです。

床下断熱材

カッターで切れます。定規がないので2×4材を使いましたがそこそこ重いので腕が疲れました。

2㎜くらい大きめに切って無理やり押し込む感じですね。最初はいびつでしたが、徐々に上手くなってきた。

合板を固定

合板を釘で固定。
片面にしか塗装してないので塗装した面を下に。塗装はカビ防止のためです。上の面にも塗る予定ですが後回しにした。

ウッドデッキと荷物

今回の作業は以上。一応ウッドデッキとしては機能するようになった。

先送り作業

束柱を2×6材で補強すること。
根太の下に2×4材を固定すること。これはサイズが間違っててできなかった。
床面の塗装。

山ごもり

上記の通り、朝の6:30から作業を始めて、どこにも行かず、夕方の16:00頃まで作業してた。
穴を掘ったり、中腰になったり、担いだりと大変な肉体労働だった。
マンガの主人公が山ごもりして修行したりするけど、まさにそんな気分。
色んな技を覚えたし、「ウッドデッキ!」っていう必殺技を使えるようになったはず。

肉体労働で疲れたので、野営せずに京都に帰りました。
18:00発→19:00着くらいかな。
今回の小屋づくりはこれにて終了。

小屋づくり遊び

めちゃめちゃ疲れますけど、やってることはめちゃめちゃ面白いです。
私は幼いころから建物を建てていたのですよ。レゴブロックですけど。
端がギザギザしてるウレタンのマットを組み合わせて基地にして遊んでたし、その延長線上にいる感覚。
面白くないわけがない。

こういう遊び方をもっと早くに始めとけば良かったなぁって思ってるところ。

床が手に入った、次は壁で、その次は屋根だな。

To Be Continued.

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