野外生活5回目はキャンプ→登山→キャンプ→撤退。ダイジェスト版

楊梅の滝

登山とキャンプは似ています。その行いに楽しさなんてないところが。
自分の力で一歩ずつ歩くなんて楽しいことではないし、外で寝るのも楽しいことではない。

2018年11月17日(金)夕方~19日(月)未明にかけて、滋賀県の志賀あたりにキャンプ&登山に出かけました。

歩いた分だけ前進できる。
これまでの自分を凌駕するところがよく似ている。

キャンプ5回目

10月から唐突に始めたキャンプ活動ですが今回で5回目になります。
徐々に野外活動レベルを上げた結果、テントを持っていかないでキャンプができるようになりました。
これまではカブキャンプのつもりだったのですが、ちょっとコンセプトが変わってきて、野外での生活って感じになってきた。
第2章突入といったところ。

今回の野外生活テーマは、

  • テントを持って行かない
  • 比良山への登山
  • 寝床の改良

でした。

1日目

土曜日、仕事を終えてから16:00が旅のスタートになります。
『土曜日が休みだったらいいのに』とは思っていなくて、制約がある中でどれだけできるかが面白いところ。

西大津バイパス

これまではずっと、山科から逢坂山を越えて大津まで出ていた。古風に。
しかし情報によると西大津バイバスは原付二種なら通れるらしい。
「原付き通行禁止」ってめちゃめちゃ書いてありますが、110ccのスーパーカブならOKでした。
これで、15分ほど短縮できる。

しかしそれでも日暮れはすごく早い。17:15くらいに志賀の謎の土地に着いたけど、悲しくなるくらいに暗い。

寝床が水没

自分で設置した高床式寝床をそのままにしてあります。
寝れる状態になっているかと確認してみると、水浸しだった。雨水がくぼみに溜まった状態。
『ああ、ヤバイ』って、一瞬ショックを受けましたが、そこは前回の自分はちゃんと考えていたようだ。
ブルーシートを二重にしていたので、上のシートをどけたら中のシートはまぁまぁ無事でした。
タオルで拭いたら寝れる状態になります。
その後は火を焚いて持ってきたご飯を食べてワインを飲んで寝ます。

焚火

木々と闇がそこにはあった。

風が吹き抜ける寝室

この日の寒さはかなりマシでした。
しかし、我が寝床は風が吹き抜けるので足元が冷えました。まぁ凍えるほどではなかったけど。
大きめのゴミ袋を足元にかぶせて寝た。

「風が吹き抜ける寝室」って、地中海沿いの爽やかな部屋のようだ。あるいはトトロの挿入曲のような。
しかし実際は寒いだけです。

2日目

朝起きて七輪でごはんを炊きます。
正確に計量ができなくて多めに炊きすぎた。さらにかなり焦がしてしまったし。
七輪で炊くごはん、1回目はいい体験やけど、2回目からはただの生活になる。
正直、めんどくさい。

寝床を改良

風が吹き抜ける寝室は爽やかですが冷えるので、ブルーシートで四方を塞ぐように改良。
これは効果を発揮しました。

しかし、腰が痛くなるのは解決されていない。

遅刻

この日はWebプログラミングチームの登山に誘われていて、9:00に北小松駅に集合だったのです。
しかし、いろいろやっていたらその時間に間に合わない。
「イン谷口」の近くにスーパーカブを駐めて、北小松駅まで4kmほど歩く作戦だったのですが、謎の土地を出た時点で8:30くらいだった!
「先に出発してください」と連絡。
歩くつもりだったが走った。荷物を持っているのでしんどい。
北小松駅の時点で12分遅刻。

北小松駅

山道に入られると合流が難しくなる。
やみくもに追いかけて走った。傾斜がきついので、めっちゃしんどい。

登山口の直前で間に合いましたが、すべての登山工程の中でこの時が一番しんどかったです。
足がガクガクになった。

登山

あとは、足を回復させながら登るって感じでした。
天気がすごく良くて最高の登山日和でした。

ヤケ山あたりの見晴らし

楊梅の滝、ヤケ山、ヤケオ山、釈迦岳から釈迦岳道で帰るという工程。
viewがとても良くて気持ちよかった。
特に近江舞子の内湖を見下ろすと安心感を得られる。3週連続あの場所でキャンプしたから我が家を見るような。

なかなか骨のある行程でかなり疲れました。

切ないカレー

仲間とはイン谷口で分かれて一人でお風呂へ。下山後のビールに誘われてたけど、こちらにはまだ野外生活があるのだ。

謎の土地に戻って、ビール飲んでカレー食べた。
真っ暗で誰もいないし、切なさしかない。
LEDのライトは白色で味気ないんですよね。だいだい色に光るランタンを吊っておきたいなぁって思うところ。

Kindle

今回はKindleを持って来た。暗くても読めるしちょうどいい。
しかし、酒を飲んでいるので集中できない。

そういえば、ワインを温めて飲むという技を覚えた。

3日目

3日目というか、ちょうど日付が変わった0時頃、だいたいつもこの時間に目が覚めてしまうのですけど、ポツポツと雨音が聞こえる気がした。
『ヤベえ』って思って、スマホで天気予報を確認したところ、4:00~9:00頃に雨が降るって。

撤退

雨の装備を持っていないのです。想定していないから。
というわけで、真夜中ですけど撤退することに決めました。
散らかしたキャンプ道具を1時間ほどかけてまとめる。
1:30頃に出発して、深夜の道路を快調に走る。寒くはない。
堅田の渋滞に巻き込まれなかったのは初めてでしたが、まぁまぁ信号には停められました。
京都市内に入ってからポツポツ雨に打たれました。
2:30頃に京都の我が家に着いて、今回の野外生活は終了です。

まとめ

今回も楽しいことなんてこれっぽっちもなかったです。
達成感はあるけどね。

テントを持たずに済ませれるので、かなり荷物が軽量化されました。
また、比良山へと登ることができたし、色々と味わい尽くしている。
寝床の防寒性は向上できたものの、腰痛対策を施せていないのが課題。
いい高さのテーブルはないし地べたにどかっと座るわけでもなく、中腰で作業することが多くなるのでそれも腰に良くないのかも。
いい環境を作りたいなぁ。

次回行けるとしたら、12月9日(日)なんですけど、まだ野外で寝れるんかなぁ。
ロケットストーブを設置したいと思っておるのだが。
あと、琵琶湖に入れるかどうかもチャレンジしてみたい。

私の野外生活レベルは確実に上がってはいるのですが、過酷さも増してきてる。
死なないようにがんばります。

2件のコメント

  1. お早うございます、以前、高野&伏見のコントラダンスに参加していた西田です。ご無沙汰をしています、しかし、ウィッシュグロウさんは元気ですね。感心しました、凄い行動力ですね。私にはとても出来ない事です。尊敬します-羨ましいです。目的は、人間力の挑戦ですか?元気で楽しんで下さい。

    1. ご無沙汰しております。
      アウトドア活動は得意なのです。
      得意なことやワクワクすることをやりたいですねー。

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