カブキャンプ4回目は自作の寝床で寝るが敗北感。ダイジェスト版

高床式寝床で一夜を明かす

ソロキャンプは楽しくもないし幸せでもない。むしろ不便でツライことが多い。
しかし、家にいては起こらないことが起こるのです。良いことも悪いことも。
そういうのとの遭遇を面白がれるかどうかですね。

2018年11月2日(金)~4日(日)にかけて、滋賀県の志賀あたりにキャンプに出かけました。

さすがに許容範囲を超えると、面白がれません!

4週連続ソロキャンプ

防災意識の高まりにより急にキャンプを始めました。そして4週連続で出かけています。
なぜそんなにキャンプに出かけるかというと、
第1に自分の住む町に居場所がない、第2に遊びに誘ってくれる友達がいない、第3にもうそっとしといてくれ。
ということでしょうね。スーパーカブにテントや寝袋を積んで京都から琵琶湖と比良山のほとりへと向かいます。

今回のキャンプテーマは

  • ご神木を祀る
  • 木登りしてみる
  • 高床式寝床で一夜を明かす

でした。

二泊三日してますのでダイジェスト版で書きます。細かいところは個別に記事にしたい。余裕があれば。

1日目

平日の金曜日、お仕事してからのスタート。16:00頃に出発し、17:30頃に志賀に着く。
今回は近江舞子まで行かずに、琵琶湖バレイの入口に近い公園を野営地に選びました。前回のジョギングの時に『ここはいけるな。』って目星をつけていたのです。
それでも、毎週日没が早くなっているのですごく焦る。テントは日があるうちに張るのが鉄則。

清林パーク野宿

いなり寿司やハモの天ぷらなどを食べる。ちょうど東屋があったので便利。これまで以上に人の気配がない。すごく孤独。
20時を過ぎて寝る。思っていたより寒くはない。今回も0時台に目が覚めてテントから出て星空を見上げた。流れ星が流れた。

2日目

祝日の土曜日。6時ごろに起きます。朝やけが綺麗かなぁと思ったけど曇っていた。
朝食は持ってきたおにぎり。ガソリンコンロでお湯を沸かしてインスタントコーヒーを飲んだ。即席みそ汁くらい欲しかった。
テントを片付けて謎の土地に移動します。

ご神木を祀る

キャンプをしていると怖いことだらけです。雨とか風とか寒さとか怖い、動物も昆虫も暗闇も怖い、怪我や病気も怖い。
家で過ごすのと比べ格段に自然が怖いのです。
だから『神様私をお守りください。』っていう気持ちが湧いてきます。

というわけで、謎の土地にある木を勝手にご神木にして祀ることにしました。
木を切ったり燃やしたりしておりますが、見守って欲しいです。

謎の土地のご神木

特に怪しい儀式はしていません。

高床式寝床

前回、高床式寝床を作ってみましたが、ブルーシートの丈が足りなかったんですよね。だから2.7m×3.6mのグリーンのシートを買って持ってきた。それを装着したもののまだ丈が足りない。寝床の幅が広すぎるんでしょう。
横の木を括りなおして高くした。

木登り

謎の土地は木が鬱蒼としていて日光が入らずジメジメしている。だから木登りして枝打ちをしたい。
色々調べてロープなど木登り道具を買ってみた。最低限度に抑えたものの1万5000円くらいかかった。

木登りロープ

結論から言うと、木登りは失敗です。
一応、頭を越える高さの枝に立つまではいきました、しかし命からがらです。
なかなか死の危険と隣り合わせで、落ちるなら痛いだけで済みそうやけど、間違って首にロープが絡まったらそのまま逝っちゃうし、見知らぬ第一発見者の方にも迷惑がかかってしまう。
あまり無理せずにとどめておきました。もう少し学んでからチャレンジします。

お呼ばれ

買い出しにでも行こうかと思っていたところ、前回知り合った近隣住民のO氏が声をかけてくれる。
友人を呼んだバーベキューをするから遊びに来ないかって。
『展開が早えな。』って警戒したのですが、友人が集まってる中に入る方が先方も安心やろうし、折角のお誘いなので行くことにしました。

その前に、ちょっと買い出し。

和邇の平和堂

謎の土地の最寄りのスーパーは和邇(わに)の平和堂のようだ。水とかレトルト食品とかを買いに出かけてみました。
3階建てで既視感のある総合スーパーでした。食品から衣料、生活雑貨までだいたい何でも売っている。
キャンプは生活ですからねぇ。食料調達の場所は大事。

ホームパーティー

近隣住民のO氏宅に伺いました。
すでにお仲間が集まっていて、素敵なホームパーティーが開かれておりました。
こんな感じでステキです。

ホームパーティー

こんな感じで。

アメリカ式バーベキューコンロ

こんな風になりました。

ステーキ

O氏と奥様と、O氏のお仲間の皆様、ごちそうさまでした、どうもありがとうございました。

この件はぜひ別の記事で書きたい。

一夜を明かす

楽しいのはいいのですが、目的を果たさないといけないので暗くなる前に謎の土地に戻りました。
寝床はできているので寝るだけです。
バーベキューの他にスイーツも食べたので夕食は不要。しかし七輪で火を焚きお茶だけ飲みました。

さていよいよ念願の高床式寝床で寝ます。
寝心地は包み込まれるようで良いです。下からの寒さは感じないけど、横からはひんやりした風が流れてくる。
そのままスムーズに寝れるかというと、なかなか寝付けなかった。行動は大胆なのですが私の精神は太くないのです。
夜中になるとどんな風に寒くなるのだろうかって、ずっと心配してた。
だから寝たような寝てないような感じ、「一夜を明かす」ってのが正しい表現です。

念願が叶ったわけですが、もうちょい工夫の余地があるんちゃうかって思っていて達成感はあまりない。

3日目

日曜日、6時くらいに起きます。七輪で火を焚き、お湯を沸かしインスタントコーヒーを飲む、そしてご飯を炊いて即席みそ汁と鯖缶を食べました。

白米と鯖缶

ちょっと置いとける台みたいなのがなくて、すごく不便。

その後はジョギングに出かけようと思っていたものの、雨がしとしと降ってきて、すぐにやむのを期待したがパサパサポタポタとずっと降る。
かなりテンションが下がりました。晴れが続くと思って出てきているので。
ブルーシートをタープのようにして工夫しましたが、水が漏れてきてなかなか厳しいです。寝袋やマットが湿る。
そして、できることが少ないし、じっとしているのも苦痛。かなり心が折れました。

雨が降る謎の土地

カブのバッテリーでスマホの充電ができるようになったのはかなり助かった。何時ごろに雨がやむかの情報が掴める。

腰痛

いつから痛くなったか明確ではないのですが、腰が痛くなりました。
姿勢が悪い状態での作業が続いたからか、高床式寝床が合わなかったのか、とにかく腰痛になった。

色々重なって、『もう、お家に帰りたい。』って思ったのです。
思ってしまった。
行った先々の寝床を我が家にできる環境だから、ちょっと『ウェーイ』っていい気になっておったのですが、自分にとってのお家はお家だったようです。もっと身軽に生きれると思ったのになぁ。

雨が止んだらすぐに帰りました。旅先でのランニングもお風呂に入るのもあと一泊するのも予定変更。

今回は負けて帰ってきた感じになっている。
雨が降っても『水を汲みに行く手間が省けるわー。』って思えるような強さが欲しいなぁ。

木登り、雨、腰痛、まだまだ課題がある。
来週はコントラダンス会があり行けないので、再来週になるのだが、その日はちょうど比良の登山に誘われているのだった。
それはそれで課題があるなぁ。

また次回につづく。

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