子どもの頃は色々なものが怖かったけど、大人になると正体が分かってきて怖いものが少なくなる。
それでも、だ。
2018年10月13日(土)~14(日)にかけまして、滋賀県の志賀駅や近江舞子駅あたりまでキャンプに出かけました。
お試しでやってみたのですが、怖かったです。
思い立ったら行動
キャンプに行こうと思った理由はいろいろとある。
自由と防災とスーパーカブで沢山走ることを求めている。
寒くなったらキャンプは辛くなるというのも急いだ理由だ。
スーパーカブを手に入れたのは9月22日でしたから、3週間で準備を整えたことになる。
私の行動力はまだまだ健在だ。思い立ったら行動。
土曜日も仕事
キャンプをするには残念な環境で生きておりまして、私は土曜日も働いているのです。
仕事を終えた後に出かけることになるので、15:30くらいが旅のスタートになる。
秋ですからすぐに日が暮れてくるんですよねぇ。
謎の土地
ごく最近知ったのですが、母を含む親族名義の土地が滋賀県の志賀駅あたりに存在しているらしい。
なんと!
ほったらかしにしてあるから荒れてるとのこと。
距離的にもちょうどいいし、そこでキャンプできるんじゃないかと思った。
なんならそこで小屋暮らしでもしてやろうかと思う。
比良登山をしたことがあるので知らない場所ではない。
しかし細かな位置までは分からないので、泊まる場所が決まっていないという恐怖を抱きながらとりあえず走るのです。
荒れ果てている
バイク移動はギリギリ我慢できるくらいの寒さだった。
ゴムひもを落としたり道を間違えたりしたので、目的の場所に着いたのは17:30頃になっていた。
もう日が暮れる頃だ。
謎の土地は、想像以上に荒れ果てていた。木が生い茂っている。鬱蒼としている。
『本当にこんなところで野宿するん?』
とりあえず夕食を買いに出かけて、コンビニでワインとおつまみを買いました。
その後、他に野宿できそうな場所はないかと探し、湖岸などを走って良さそうな場所はあったけど、人生経験として謎の土地で野宿するのが必要だと思えた。
それが目的の一つやったしな。
怖い
いやもう、怖いんです。
道路の街灯がついている場所だったので真っ暗ではありませんが、誰も住んでない民家があってオバケが出てきそうで怖い、比良の山裾にあたるので獣がきそうで怖い、微妙に民家が近くてクレーム言われそうで怖い。
とりあえずテントを張って、とりあえずその中に入った。
『なんでこんなところで寝るかなぁ。ちゃんと家賃を払っている家があるのにー!』って後悔しました。
馬鹿やなって思いました。
おにぎり食べてワインを飲んだ。
酔いを回すしかなかった。
おかげさまで徐々に恐怖心は薄れていきました。
酒は偉大だ。
熟睡はできなかったのですが、トラブルもなく寒くもなく一夜を明かすことができました。
『大便をしたくなったらどうしよう』という恐怖心もあったのですが、便意が訪れることもなかったです。
近江舞子の海水浴場
朝の6時ごろに起きまして、即行でテントを片付けました。さっさと怖い場所から移動したかったのです。
コンビニで朝食を済ませ、いい休憩場所がないかと探したところ、スゲーいい場所があった。
近江舞子の海水浴場、ここなら優雅にキャンプできる。
水も出る、トイレもある。海水浴のオフシーズンならキャンプもバーベキューもOK。
目覚めたら湖が広がっているなんて最高やん。
『謎の土地での恐怖の一泊は何だったんだ!』って思いました。
情報が大事ですなぁ。
ジョギング
旅先で何をするかが大事だと思うのですが、私はジョギングができたらいいなぁと思っていたのです。
比良とぴあという入浴施設がありますので、そこにカブを駐輪。
ランニングウェアに着替えて、ジョギング開始。
楊梅の滝を目指して走る。
近江舞子あたりは、廃墟となった民家と綺麗に整備されたコテージの両方があって興味深いです。
北小松駅から山に向かってスゲー頑張って駆け上ったのですが、楊梅の滝へは通行止め。
自己責任で突破することもできたけど、すでに7㎞ほど走った体力を考え諦めました。
その後は、湖岸などを走って快調でした。
13.3㎞走った。
ジョギングの後は入浴し、そそくさと京都に帰りました。
素直に帰っても1時間45分ほどかかるようです。
振り返り
反省
- 最初から近江舞子の海水浴場を目指せば良かった。
- バイクで走るのは寒い。半ヘルは間違いやし、足首もあったかくして、風を通さない素材であるべきだ。
- テントは明るいうちに張ろう。
- 蚊取り線香と軍手とシェラカップとウエットティッシュがあればよかった。
- けっこうお尻が痛くなる。
- 荷物の落下に注意。
- 原付では湖西道路が通れなくてすごく損。
上手くいった
- 寒くはなかったので新しい寝袋は上々。
- 比良とぴあ拠点のジョギングも成功。
- ワインを買っといて良かった。
- 快晴。
今度はこうしたい
- 近江舞子に泊まり、朝から比良山に登山できるかも。
- ランニングして体を温めた状態にしてから琵琶湖で泳ぐ。
- 近江舞子周辺に点在する飲食店情報に詳しくなりたい。
- ソロキャンプからの脱却。
- 月曜の出勤時間がさほど早くないから日曜日も宿泊できると気付いた。
誇り
やろうと思っていたことが実現してとても良かったです。
カブキャンプは自転車旅行に比べれば全然簡単。
昔はもっと過酷なことをしていた。
そういうのを乗り越えてきた自分に誇りを持てばいいし、仕事終わりでキャンプに出かける今回の自分にも誇りを持とう。
まぁ、いつも1人っきりやけど。
おーい、誰か~。
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